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1998/10

悲しみと喜び

悲しむ者は幸いです。その人は慰められるからです。

マタイ5:4

人生に悲しみはつきものである。悲しみがわからない奴は人間として未熟である。そういう奴らの中には見せかけの暖かさはあっても、その悲しみを包む隠れた優しさはない。日本のキリスト教のある一部を見る時に、なぜか俺は悲しくなる。愛が語られれば語られるほど、口先だけの愛で、「ウソつけ、このハッタリ野郎」と言いたくなる。なんでもかんでも「ハレルヤ!」で片づけ、なんでもかんでも悪魔のせいにし、てめえの願望を主の御心にすり替えるペテン師たち。「ホラ、神の器だ、主のしもべだ」と神のこともわかっていない周りのコシヌケどもからあおられて、その気になるアホたち。「冗談じゃねえよ。オメエらなめんなよ」と言う奴が出てこないこの世界。地位や名誉や肩書きを求めて、それを盾にしては誇る幼稚な野心家たち。「ほら、あっちの集会、こっちの集会」、「満たされた、恵まれた、癒やされた」と派手は証をする割には地味な生活でその証の効果をちっとも見せない集会オタクたち。日本の百年以上の歴史の中でクリスチャンはいまだに1%弱のままだ。99%の滅びゆく人々を見て悲しむ主の心より、自分だけが喜べれば、楽しければ、安らぎが得られればそれでいいという自己満足の世界を作っているような気がしてならない。十字架を担ぎ、日本が歴史の中で傷つけた韓国を歩きながら、なぜかこんな思いが俺の心の中をよぎっている。「父よ、彼らをお赦しください…」と十字架の上で、俺たちに本当の喜びを与えるために、俺たちの愚かさをあわれんで悲しまれたイエスの祈りを、もう一度おぼえたいものである。
結局、俺たちがこの生涯で最も誇りとできるものはイエス・キリストの十字架以外に何もないのである。

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