ところが、出所から4年が過ぎた頃、吉田の人生が大きく変化する。 バクチや債権取りたてなどの「事業」がことごとく失敗するのだ。 何十億もあった財産を失い、23歳で立てた家も手放すことになった。 その上25年も吉田に仕えた部下が、最後の500万円を持ち逃げする。 その時、初めて美宝子が彼になきながらむかっていった。